食事
2013年 03月 10日
Blog『つれづれなるモナカ』のきなこさんが書いておいでだった、
彼女のお母さんが入っていらしたホスピスの看護師さんの
「あなたが何をしてもあげても、どんなに手を尽くしても、
これからやって来るお別れの時には必ず後悔するからね」と言う言葉。
以前友達から言われた
「これから先、どんな決断をしても絶対自分を責めちゃダメよ」と言う言葉。
その二つががずっと頭の中をぐるぐるしています。
父が食事を摂らなくなりました。
一切拒否と言うほどの強い意志があるわけでもないように見えます。
しかし、食べない。
母がどうして食べないの?と聞くと食べたくない、言うそうです。
別におなかが痛いわけでもなく、具合が悪いと言うわけでもなく、ただ「食べたくない」と。
作った食事を食べたくないならせめてこれ食べて、と母が懇願して(笑)食べさせているお菓子やパン一口がその日食べた物、と言う日が続いています。
水分もほとんど摂らなくなりました。
薬を飲む時にコップ一杯、たまにコーヒー牛乳やアクエリアス。
寝たきりとはいえ、摂取カロリーは少な過ぎます。
主治医から、入院検査して食べない原因をはっきりさせてはどうかと言う申し出があり、
昨日面談してきました。
事前に、ご本人にも意志があり、考える力もまだおありのようだから、ご本人の意見も聞いてくださいと言われましたが、もしかして、嫌なことを嫌だと言うのと意志や考える能力は、父の場合必ずしも一致しないんではないかと家族は考えていました。
父はひどいへそ曲がりなので(笑)条件反射的に拒否はするけど、それを考える能力と呼んじゃっていいのかな~なんて。
主治医は、本人なら死なないために検査をするという選択をすると踏んでいたのかもしれません。
母からはもう主治医と話すのはイヤ、あなたたちが話を聞いてきて頂戴、パパはもう入院はイヤだと言ってるから、と言われて、私たち3人は面談に向かいました。
面談では検査の結果打つ手があるにしろないにしろ、原因が分かった方がすっきりするだろうと言うのが主治医の意見でした。
しかし、検査で何かが見つかるとは限らないとも言います。
でも、分からないなら分からないなりに、どうするかは考えられると。
それもヘンな話だと帰る道々3人で話しあいました。
だったら、今検査しないでもできることはあるんじゃないだろうか。
帰って話したら、今の父に胃の内視鏡やCTやMRIをして、辛い思いをさせるのは可哀想だと母は言います。
その結果何か原因が分かったところで、治療には耐えられないだろうし、それなら辛い検査はしなくても良い、と。
そして何より、当の父がやはり「病院はイヤだ」とはっきり言います。
検査して食べられるようになるかもしれないでしょ、このまま食べないと死んじゃうかもしれないわよ、と母が言うと父は「もう82まで生きたんだからいいよ」と言いました。
そう、それが父の意志なのかもしれません。
今週、改めて主治医には入院検査はしません、と伝える予定です。
医師から見れば、私たちは検査治療を放棄した家族と言うことになるでしょうか。
これから先、一番つらいのはそばで見ている母でしょう。
非情な娘の私も心を入れ替えて、なんとか母を励まして、病院に入らず過ごさせたいと思っています。
たとえば、三笠宮様が96歳で心臓の手術をしたと聞いた時には、もういいんじゃない?と思いました。
でも、自分の親ならどう思うんだろう?とも思いました。
いざ、自分の親が82歳になり、寝たきりになり、食事を食べなくなり、それが父の意志なら仕方ないとも思いますが、やっぱり食べたくなくても入院検査は嫌でも、死にたいわけではないだろうに、とも思います。
父の頭の中で、嫌なことをしないことと死んでしまうことは、一致してるのかなと疑問を感じたりもします。
でも、きっと今の父を無理やり入院させることはしないでしょう。
みんな誰でも、こうやって何かを決断して親を見送って行くものなんだ、と実感しています。
ジム通いの結果体重は3kg減少しました。
まだまだ頑張ります(*^^)v
彼女のお母さんが入っていらしたホスピスの看護師さんの
「あなたが何をしてもあげても、どんなに手を尽くしても、
これからやって来るお別れの時には必ず後悔するからね」と言う言葉。
以前友達から言われた
「これから先、どんな決断をしても絶対自分を責めちゃダメよ」と言う言葉。
その二つががずっと頭の中をぐるぐるしています。
父が食事を摂らなくなりました。
一切拒否と言うほどの強い意志があるわけでもないように見えます。
しかし、食べない。
母がどうして食べないの?と聞くと食べたくない、言うそうです。
別におなかが痛いわけでもなく、具合が悪いと言うわけでもなく、ただ「食べたくない」と。
作った食事を食べたくないならせめてこれ食べて、と母が懇願して(笑)食べさせているお菓子やパン一口がその日食べた物、と言う日が続いています。
水分もほとんど摂らなくなりました。
薬を飲む時にコップ一杯、たまにコーヒー牛乳やアクエリアス。
寝たきりとはいえ、摂取カロリーは少な過ぎます。
主治医から、入院検査して食べない原因をはっきりさせてはどうかと言う申し出があり、
昨日面談してきました。
事前に、ご本人にも意志があり、考える力もまだおありのようだから、ご本人の意見も聞いてくださいと言われましたが、もしかして、嫌なことを嫌だと言うのと意志や考える能力は、父の場合必ずしも一致しないんではないかと家族は考えていました。
父はひどいへそ曲がりなので(笑)条件反射的に拒否はするけど、それを考える能力と呼んじゃっていいのかな~なんて。
主治医は、本人なら死なないために検査をするという選択をすると踏んでいたのかもしれません。
母からはもう主治医と話すのはイヤ、あなたたちが話を聞いてきて頂戴、パパはもう入院はイヤだと言ってるから、と言われて、私たち3人は面談に向かいました。
面談では検査の結果打つ手があるにしろないにしろ、原因が分かった方がすっきりするだろうと言うのが主治医の意見でした。
しかし、検査で何かが見つかるとは限らないとも言います。
でも、分からないなら分からないなりに、どうするかは考えられると。
それもヘンな話だと帰る道々3人で話しあいました。
だったら、今検査しないでもできることはあるんじゃないだろうか。
帰って話したら、今の父に胃の内視鏡やCTやMRIをして、辛い思いをさせるのは可哀想だと母は言います。
その結果何か原因が分かったところで、治療には耐えられないだろうし、それなら辛い検査はしなくても良い、と。
そして何より、当の父がやはり「病院はイヤだ」とはっきり言います。
検査して食べられるようになるかもしれないでしょ、このまま食べないと死んじゃうかもしれないわよ、と母が言うと父は「もう82まで生きたんだからいいよ」と言いました。
そう、それが父の意志なのかもしれません。
今週、改めて主治医には入院検査はしません、と伝える予定です。
医師から見れば、私たちは検査治療を放棄した家族と言うことになるでしょうか。
これから先、一番つらいのはそばで見ている母でしょう。
非情な娘の私も心を入れ替えて、なんとか母を励まして、病院に入らず過ごさせたいと思っています。
たとえば、三笠宮様が96歳で心臓の手術をしたと聞いた時には、もういいんじゃない?と思いました。
でも、自分の親ならどう思うんだろう?とも思いました。
いざ、自分の親が82歳になり、寝たきりになり、食事を食べなくなり、それが父の意志なら仕方ないとも思いますが、やっぱり食べたくなくても入院検査は嫌でも、死にたいわけではないだろうに、とも思います。
父の頭の中で、嫌なことをしないことと死んでしまうことは、一致してるのかなと疑問を感じたりもします。
でも、きっと今の父を無理やり入院させることはしないでしょう。
みんな誰でも、こうやって何かを決断して親を見送って行くものなんだ、と実感しています。
ジム通いの結果体重は3kg減少しました。
まだまだ頑張ります(*^^)v
by yuming0117
| 2013-03-10 15:08
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