夫婦
2012年 01月 10日
身勝手で自分のことしか考えない母が、それなりに社会生活を送って来られたのは、
母とは反対に、見栄っ張りでカッコつけの父という重しがあったからだろう。
ケチなこと言うな、みっともない、不義理はするな父はよくそんな言葉を口にした。
その父が病みついて、母の介護を受けるようになり、まったくとは言えないまでも、
母に意見をすることがなくなった。
今や母に怖いものはない。
有難くも無い友達とは望んで没交渉、
沢山いてキリが無いからと孫や子供の誕生日にも電話ひとつせず、
都合のいい時には『あたし、娘3人産んどいて良かったわぁ』
自分の誕生日・母の日・敬老の日、アレが欲しいこれがもうくたびれて来た。
ケチでみっともなくて不義理だ。
しかし、考えてみれば母がそれほど吝嗇になったのは、父がちゃんと母のための
老後の備えをしてあげなかったからだ。
父亡きあとの自分の身の上を考えると持ってるお金を減らしたくない、のは当然だ。
今の母を見ていると、この人にとって父とは何だったのだろうと思うし、
結果的に母に今の状況を強いることになった父だって、
何をするにも、母のためと言う気持ちが全然なかったんだろう、愛情がないんだと思う。
そんな夫婦の子供である私たちってなんだか悲しい、と思ってしまう今日この頃。
母とは反対に、見栄っ張りでカッコつけの父という重しがあったからだろう。
ケチなこと言うな、みっともない、不義理はするな父はよくそんな言葉を口にした。
その父が病みついて、母の介護を受けるようになり、まったくとは言えないまでも、
母に意見をすることがなくなった。
今や母に怖いものはない。
有難くも無い友達とは望んで没交渉、
沢山いてキリが無いからと孫や子供の誕生日にも電話ひとつせず、
都合のいい時には『あたし、娘3人産んどいて良かったわぁ』
自分の誕生日・母の日・敬老の日、アレが欲しいこれがもうくたびれて来た。
ケチでみっともなくて不義理だ。
しかし、考えてみれば母がそれほど吝嗇になったのは、父がちゃんと母のための
老後の備えをしてあげなかったからだ。
父亡きあとの自分の身の上を考えると持ってるお金を減らしたくない、のは当然だ。
今の母を見ていると、この人にとって父とは何だったのだろうと思うし、
結果的に母に今の状況を強いることになった父だって、
何をするにも、母のためと言う気持ちが全然なかったんだろう、愛情がないんだと思う。
そんな夫婦の子供である私たちってなんだか悲しい、と思ってしまう今日この頃。
by yuming0117
| 2012-01-10 10:06
| 思うこと
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