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ついに還暦を迎えました、が、 まだまだジタバタ  B型山羊座のもなかです。


by yuming0117
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青空 チューリップ


高校生のころ、チューリップというバンドが大好きでした。

財津和夫さんの書く曲は、そのころ流行っていた私小説のような歌詞とは全く異なる、虚構の物語でした。
だからストレートに心に響かない人が多かったのかなぁ、『心の旅』などのヒット曲はあったもののすごくビッグという扱いは受けず、はるかに劣ると私には思えた○リスだの海◎隊だのが持てはやされ悔しい思いをしたものです。

因みに、小田和正さんが『クリスマスの約束』という番組でミュージシャンに好きな曲は何ですかとアンケートを取ったところ、一番票を集めたのはチューリップの『青春の影』
曲はばらけてるけど、一番票を集めたミュージシャンはスピッツだったそうです。

その財津さんの曲がいつごろからか、まぁ生ぬるいというか普通というかなんだかなぁという感じになり、私はそれが多分幸せな結婚をしたせいなのではと思うようになり、そんなことで作る曲が変わるなんてとそれまでの敬愛の気持ちの反動かもう大嫌いになり全く聴かなくなりました。
いや、正確には聴けなくなりました、腹が立って。
財津さんは変節した、堕落した、と周りの人に平気で言いました。
すごい八つ当たり。

本当にそれは長く続き、その間にブルーハーツ(→ハイロウズ)にもスピッツにもフジファブリックにも出会い、心を動かされる曲には事欠くことはなく過ごしてきました。

それでも最近、年のせいか(笑)またちょっと聴いてみたいなという気持ちになり、聴いていたところずっとずっと忘れていたこんな曲が突然流れてきてたじろいでしまいました。
そして、これが頭の中でリフレインしてせっかくのゴールデンウィーク後半、苦しくって仕方ない。

チューリップ 『青空』

あぁ暗い(笑)
もうこれ以上暗い曲ってないんじゃないかと思うくらい暗い"(-""-)"
思い立って検索してみたら、ある方は歌詞としてはもう禁忌の域だと書いていらっしゃいました。
そうね、今だったら “私を殺してほしい” なんて言葉を歌詞にする人はいませんね。
財津さんはこんな気持ちで曲を作っていたのか、それが何故変わってしまったのか、他人には知るよしもありませんが。

でも、これがそのころの財津さんのそのままの気持ちなんだと思っていました。
財津さんはこういう気持ちで曲を作っているんだと。
私はこういう世界を突き詰めてほしいと財津さんに望んでいたんだと改めてわかりました。
悲しみとか絶望とか救われなさとか、そういうことを。財津さんはその能力がある数少ないミュージシャンだと。
勝手な思い込みですけどね。

そして財津さんはこういう曲は作らなくなりました。
もうこういう思いを曲にするのは嫌になったのかも知れない。
そして私は財津さんから離れました。

そういえば、ブルーハーツにも青空っていう名曲ありますね。
チューリップの『あいつが去った日』という曲に、♪青空が高すぎる あいつが去った日 とありますね。
青空っていうのは、何か人の心に働きかけるんでしょうか。
それも、明るいほうへとは限らないほうへ。

ミュージシャンも長く聴いているといろいろ変化があります。
曲の世界と自分自身が矛盾しないため彼女も作らない、結婚もしないと言っていた志村君はそのまま天国に行ってしまいましたけど。

変化を受け入れられるか否か、自分の心のありようも関係あるのだとしたら、またチューリップを聴きたくなった今の私はどういう心持なんだろう。

なんてことを考えてみるゴールデンウィーク最終日。

今年も、どこへもいかずに家でだらだらしていました。

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by yuming0117 | 2017-05-07 12:39 | Comments(6)